レストランコンコルドの思い出
2019.08.10 Saturday 12:26
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2008年5月
もうすでに、10年以上経過してます。
現在も、レストランは営業してるか、不明ですが、印象深い経験でした。(2019.8.10)
2003年11月の晩秋の頃、館山まで車で出かけレストランコンコルドを探して訪問したことが昨日のようです。結局午後3時から夜の10時までお邪魔してしまい、ご迷惑をおかけしてしまったようです。
帰りに佐久間氏の新刊である”続直熱管アンプ放浪記”を分けていただき、サインをもらって帰りました。アンプ技術の中身は私には理解できませんでしたが、彼のアンプ作りを通した随筆として読むと大変興味ある内容になっています。技術書ではなく、これは明らかに随筆と思われる個所が多くあり飽きさせません。また詩人でもある事すら予感させます。彼との4時間以上にも及ぶ音の”聴かせ方”は精密にスケジュールされたコンサートのようでもあります。観客は二人だけ。大変貴重な古いテープでマリアカラスを聴かせていただいたり、ローサー(彼はラウザーと言います)の凄さや、樽に入れた使い方は等はつぼを捉えた計算された聴かせ方に感じて仕方がありません。アメリカ、フランス、イタリア、ドイツ、国内の主に神戸、京都で視聴会が過去行われてきましたが、プロに違いはありませんが、彼が早く行き過ぎるのか、遅れてるのかは定かではありませんが一定の評価に対して拒絶しているようにも感じます。
大変面白い空間、コンコルド、興味は尽きません。