台北市
2019.08.10 Saturday 11:18
台北中心地に今も現役で使用されている、旧総督府。一度だけ米軍の空襲を受けて一部損壊したそうですが、補修して今も尚現役の総統府として使われている。建物の各階、各角の部屋には当時から喫煙場所として使われており、その当時から海外での配慮が伺われる。
展示室には戦前大日本帝国が行った投資、インフラ、土木ダム工事、鉄道等、多くの公共事業がパネルに紹介されている。八田興一氏の行ったダム工事は特に有名。今でも命日には多くの台湾の人が集まるそうです。
館内の日本人向けガイド(日本語完璧)の方の説明で面白いのは、日本に期待する事が多く、戦前の日本の素晴らしさと、今の若い日本人に対してのメッセージは ”あなた方は戦前の凄いDNAを持った日本人の子孫だという事を忘れないで”でした。嬉しいけど、現代の日本は思い入れとは逆になっているように思えてなりません。
いずれにしても、戦前、同じ政策が行われ、また戦後、共に反日教育が行われた、台湾と韓国の対比が非常に興味深いです。
二枚目は父が卒業した台北第一中学校。今でも台湾では名門校だそうです。父が卒業生だという事で特別に中に入れてもらえました。
三枚目は台北郊外(桃園)の商店街。